[サブA] フラッグ : 「それはおれ向きな感じがするぞ。 ペーパーカンパニー…うーん、本来の研究所みたいな所は分かる?」

[サブA] 真田 兼定 : 「実際にそこで研究してたのは確かなのです。でも書類上は何も辿れないペーパーカンパニーなのです」

[サブA] フラッグ : 「わかった。あいぼうに相談してからになるけど… そういう事なら中の薬品とかから辿れるかもしれないぞ。 何か買ったり移動したりするのには足が付く事が多いからな、エフェクト使われてるとそうもいかない時ももちろんあるけど…」

[サブA] 真田 兼定 : 「それで6月頃に研究所に遊びに行ったら…この体になって研究所は壊滅してて…おじいちゃんが行方知らずになってたのです」

[サブA] フラッグ : 「……!」

[サブA] フラッグ : 「しょーこ隠滅ってやつか…」

[サブA] 真田 兼定 : 「新聞記事を見たら山津波で壊滅したことになってたのです」

[サブA] フラッグ : 「……なるほど、うーん…」

[サブA] フラッグ : 「現場は本当に土石流まみれになってたのか?」

[サブA] 真田 兼定 : 「現場は封鎖されてて見に行けないのです。衛星画像だと見事に土砂に埋もれてたのです」

[サブA] フラッグ : 「その辺はUGNに頼んで入れてもらえると思う。 ほんとに土砂に塗れてるなら、それは明らかにエフェクトの痕跡が残ってるかもしれないし、そうだとすればそれができるオーヴァードって方向から辿れるかもしれないぞ」

[サブA] 真田 兼定 : 「…僕の今の権限では入れないのです」

[サブA] 陽炎 : 「足が要るってだけなら、主の機嫌次第だが送ってやれなくもない」

[サブA] フラッグ : 「それはおれの方で… …!」

[サブA] 陽炎 : 「ただま、バレねぇうちにちゃちゃっと調査してさっさとご退場願わないとかなりきつい。こっちは一応イリーガル扱いだがゼノスの協力者呼ばわりもされてるからな」

[サブA] フラッグ : 「てつだってくれるのか?」

[サブA] 陽炎 : 「だからま、詳しい話は聞かねぇし、深入りも出来やしねぇ。ちょっとばかしどっかの誰かがうちの異世界経由して変な所に来て、それを帰した以上のことは出来ねぇが」

[サブA] 真田 兼定 : 「ありがたいのです!…でもさすがにお金がないのです」ポニテをぱたぱた振ったと思うとへんによりする

[サブA] 陽炎 : 「金は要らねぇよ、その手の証拠隠滅に巻き込まれかけた身からすりゃ単に気に障るってだけだ」

[サブA] フラッグ : 「異世界、とかは良く分からないけど… おじいちゃんが行方不明だなんておれも心配だし、解決できそうならみんなでやろう!」

[サブA] 真田 兼定 : 「でも…多分…おじいちゃん僕を改造した…その…論理感ないマ…なキャラクターなのです」

[サブA] 陽炎 : 「異世界っつっても邪神とか居るようなそんな大したもんじゃねぇよ、単に家を亜空間においてるってだけだ」

[サブA] フラッグ : 「き、きっと事情があるんだぞ…たぶん」

[サブA] 陽炎 : 「………まぁ、その、なんだ。とにかく現地に行きたいっていうなら手伝ってやる。……メモ用紙、07だったか08だったか……この番号に掛けてくれ」

[サブA] 真田 兼定 : 「ありがとうなのです!」

[サブA] フラッグ : 「真実を知るのがおれの役割だからな!」

[サブA] 陽炎 : 「じゃあ、細かい話はそっちでやってくれ。下手に関わると上に嫌われるのはアンタらだからな」

[サブA] 陽炎 : と言い残して元の席へと去る。ゼノス関係者と関わって違法行為なんて真似、事情が事情でも霧谷さんでも渋い顔するだろうしな。

[サブA] 真田 兼定 : 「これでちょっとは進みそうなのです」

[サブA] フラッグ : 「必ず手がかりを見つけてみせるぞ!」

[サブA] 真田 兼定 : 「正直行き詰まってたのです」

[サブA] フラッグ : 「じゃあ、あいぼうにも相談するから… 今日は一旦お店からもお暇するぞ」

[サブA] フラッグ : 「で、連絡先が…えーと…」

[サブA] 真田 兼定 : 「わかったのです」

[サブA] 真田 兼定 : 「おじいちゃんの同期にも当たったけど皆死んでたり行方不明で糸が途絶えてたのです」

[サブA] フラッグ : 「やっぱりこの姿じゃないとスマホとかは操作しづらいな……」突然人間の姿になってスマホをぎこちなく操作

[サブA] 真田 兼定 : 「人????」

[サブA] フラッグ : 「《シェイプチェンジ:ヒューマン》って言うらしいぞ。オーヴァードじゃない人と話する時はこの姿なんだ、驚かせちゃうからな!」

[サブA] フラッグ : 「よし、連絡先送れたぞ!」

[サブA] 真田 兼定 : 「ありがとうなのです」

[サブA] 真田 兼定 : 「とっても可愛いのです」

[サブA] フラッグ : 「じゃあ、また! こっちは帰っちゃうけど、せっかくだからきみは楽しんでね!」

[サブA] 真田 兼定 : 「さよならなのです」

[サブA] 陽炎 : 軽く手を振って見送る