「～♪」扉を開け、のんびりと入ってくるレプラカーンの子ども

「あれ？」先客の面子に気づいて声を上げて

「ソトもだけど、みんなここ来てたんだ」すっかり気を抜いた様子で声をかけつつ適当に皆の近くで身体を洗い始めて

「あっち、ゆっくりお風呂入れるかわかんなそうだしね」統べる者も近くにいる事を全く気にせずに足を開いて自分で身体を洗って

「天然…なんか違うの？」そういう事を気にせずに入っていたようで

「妖精魔法って便利だよね、うらやましー」周囲の冒険者が使うのをよく見ているため

「病気なんてリフレッシュで治るしねー」

「水がいつでも作れるの、羨ましいなーって、泥水しか飲み物ない時あったし」
「温泉…あー、なんか聞いたことあるかも」

「あれって裏で釜で暖めてるんじゃなかったんだ」湯船の方をちらりと見て

「ん、ありがとねー、遭難とかしたらお願い」へらりと笑い

「潜水艦、だっけ？水の中進むって結構壊れた時が危なそうだよね」

「自力だと10m位なら転移できるから…そこから頑張って泳げるかどうかかなあ」

「引きずり出して貰えたら解除の目はあるけど…海の底だと無理そう」

「んー…」身体を洗い終えて、そのまま横に立てかけてあったマットを置いてマットの上で軽くストレッチを始めて…片足を掴んで思いっきり上げるせいで股間が丸見えで

「呼吸かあ…」どうする手段も浮かばないなと思いをはせ

「んー…やっぱ治療した直後って筋肉変な感じしない？」大怪我を自力で治した後らしく、筋肉を揉みつつ聞いて

「傷はもうキュア・モータリーで治したんだけどねー…この辺どばって血が出る位切れちゃって」足を上げ、細い太ももを見せて

急速に治したせいか確かに少し筋肉が張っているようで

「んー、鍛錬中にちょっとね」毎回本気装備で鍛錬しているらしい（きっと同じくらいの冒険者かだれかと）

「まあ明日には治ってるかな、ありがとね」とお礼を言いつつ

「だねー、あの魔動機自分で使ってて意味わかんない事になるし」チェーンソーのような武器を持っていたのをきっと見ているでしょう

「ん、気をつけるー」足を離して、シャワーで身体を軽く流すと湯船に入って

「私はもうちょっと勉強しようかなって思ってるけど…これからだね」

「ガンは当てるの上手い人はこっちの動き読んでくるから怖いねー、装甲は元々ないから変わらないけど」ポイントガードしか着てないため…

「後衛ならみんなそんなものだろうし、それで戦えるならいいと思うなー」
「ん、何度か試したけどやっぱりヒューレ様の奇跡の力もちゃんと発揮してくれるから全力駆動させてみるねー」楽しみですね、威力表7回振り

「ん…クレーンに？」どういう事だろ？とわかってない様子で

「…面白そう」派手な喜びも怒りもそんなに見せないタイプだが、今回は目に見えて興味を持っているのがわかり

「あとはでっかい魔物とかだと首まで投げてくれたら直接狙えそうなんだけどねー」攻撃障害だけが敵なのである

「相手だけ見てたらきっと大丈夫かな？わかんないけど」

「楽しみだねー」だんだん脱力してきて、湯船の上で仰向けに浮かんで

「火山帯で野営するよりずっと楽だしねー」

「ん、じゃあそろそろクレーンっての私達も確かめに行く？」二人がでていくというので起き上がり

「店員さんまたねー」と、覚えていたらしく、最後にプニュ―にも声をかけて脱衣所へとでていきます

お疲れ様でした！